最近よく目にするようになったチアシード。
聞いたことはあるけど全く知らない方がほとんどだと思います。
チアシードというのは簡単に紹介すると「植物の種子」ですね。
何の種からできているのでしょうか?また、含まれる栄養素についてもご紹介させていただきます。
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今人気のチアシードとは何の種からできてるの?
根本的な疑問になりますが、「チアシードって何の種からできているのか?」知らない方も多いと思いますが、答えは単純明快でその名の通りで「チア」という植物の種子(シード)になるのです。
チアシードのチアは植物の事を指していたのです。
まあ、そのまんまですね。
厳密に紹介させてもらうと、チアシードはシソ科のサルビア属という分類になります(直径は約1㎜ほど)。
原産地は主に南米のメキシコ、アルゼンチン、グアテマラ、エクアドル、ボリビアなどの温暖な地域で栽培されています。
なので、比較的寒い地域であるヨーロッパ諸国ではほとんどの方が知らない植物になります。
チアシードに含まれる栄養素について
では、含まれる栄養素にはどのようなものが含まれているのでしょうか?
アメリカのFDA(米国食品医薬局)では健康補助食品として認定されているほど、栄養価が高いと評判で、直径1㎜にも満たないチアシードには様々な栄養素が含まれているのです。
チアシード100gに含まれる栄養素は
・オメガ3不飽和脂肪酸17.8g
・食物繊維34g
・たんぱく質16g
・カルシウム630mg
・マグネシウム340mg
・亜鉛4.6g
・鉄分7.7mg
・カロリー数490kcal
※スプーン1杯にすると5g~10g程度なのでこの数値の10分の1~20分の1になります。
チアシードに含まれる栄養素の中でも他の食品と比べてみても高いのが”オメガ3不飽和脂肪酸”という成分。
オメガ3不飽和脂肪酸を多く含むことからメキシコなどの中南米地域では健康食品やスーパーダイエットフードとしてかなり注目されているのです。
オメガ3不飽和脂肪酸ってなに?
「オメガ3?」
「不飽和脂肪酸?」
なんて聞いても何のことかサッパリ・・って人も多いと思いますので、簡単に説明させていただくと、脂肪酸には元々脂肪として固まりやすい「飽和脂肪酸」と、固まりにくい「不飽和脂肪酸」という2種類があるのですが、オメガ3というのは不飽和脂肪酸という成分になり生活習慣病の予防には欠かせない重要な栄養素になります。
例えば、メタボ、高血圧、心臓病、動脈硬化や心筋梗塞などの成人病の予防に繋がるなど、健康には欠かせない栄養素なのです。
チアシードは基本的には添加物不使用の安心食材
そして、チアシードの良いところはほとんどの商品で化学調味料などの食品添加物が使われていないことです。
これはチアシードが加工食品ではなくたんなる植物の種子に過ぎないので、こういった食品添加物を使用する必要性が無いのです。
もしもチアシードに多くの水分量が含まれるようでしたら、保存料に変わるものを入れないといけませんが、チアシード自体が乾燥しているので、ちゃんと空気が入らないように保存しておけば日持ちもします。
健康の為に摂っている食品が実は体に悪影響があるとされる食品添加物が入っていたら意味が無いですからね。
そういった意味でもチアシードは自然のものになるので、オーガニックな生活をしている方にとっても魅力的なダイエット食品になるんじゃないでしょうか。
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